ニキビ跡がクレーターになってしまうと、治療するのも困難になります。
そもそも、どうしてニキビ跡でクレーターになってしまうのでしょうか?
ここでは、ニキビ跡がクレーターになってしまう原因を紹介します。

そもそも、ニキビというのは毛穴に皮脂が詰まることから生じます。
毛穴に皮脂がつまることで、アクネ菌などのニキビの元である菌が増殖します。
これが、やがて炎症を起こして毛穴周辺の組織を破壊して、炎症の拡がりを抑えようとします。
この毛穴周辺の組織を破壊することによって、クレーターのような凸凹な状態のニキビ跡が出来るのです。

ニキビ跡のクレーターは、ニキビを周辺に拡散させない予防のための反応なのです。
しかし、組織が破壊される際に、皮膚を作る役割のある真皮が傷つけられてしまうと、永久にニキビ跡として残ってしまうのです。

一般的にクレータータイプのニキビ跡は炎症で受けたダメージの広さ、深さによって変わってきます。

【アイスピックタイプ】
幅は2mm程度で円錐状に凹んだニキビ跡のこと

【ローリングタイプ】
幅は4mm以上でゆるやかに陥没したニキビ跡

【ボックスカータイプ】
へこみの底が箱型に陥没したやや楕円形のニキビ跡

ニキビ跡がクレーターになると、皮膚細胞が破壊されいるので自分での修復はほぼ不可能です。
そのため、レーザー照射による治療法がもっとも効果的だと言われています。

クレーターになったニキビ跡って治療しづらいというイメージがありますよね。
実際、
「クレーターになったニキビ跡って治りますか?どうすれば治る?」
「ニキビが凸凹しているのが、2ヶ月経っても治りません。どうすればいいですか?」
といった質問をされている方も多くいます。

ここでは、クレーターになったニキビ跡の治療方法を紹介します。

一般的にクレーター型のニキビ跡は、ニキビの炎症が悪化することで生じる一種。
ですから、ニキビの炎症が生じる前に治療すればクレーター自体を生じなくさせることができます。
ニキビは潰すことでも、ニキビ跡となってしまうので潰さないで治療することが大切です。

もっとも効果的な治療は、皮膚科で診療してもらうことです。
クレーター型のニキビ跡というのは、ニキビの進行状況で言えば末期。
日頃のスキンケアで改善することはほぼ不可能です。
医師にしか処方できない専門的な薬や抗生物質などによって、ニキビ跡も比較的早く改善する可能性が望めます。

治療法の種類としては、
・ケミカルピーリング・・・フルーツ酸などを用いて肌の表面を削る。
・フラクセルレーザー・・・レーザー光線あてて皮膚組織を再生させる。
・フォトフェイシャル・・・皮膚細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンの生成を促進させる。
・FGF治療・・・肌の凹んだ部分に線維芽細胞増殖因子(FGF)を注射して細胞を増殖させる。
・培養表皮移植・・・体の他の部位の組織をニキビ跡のくぼみに移植させる。
などがあります。
ほかにも、抗生物質や治療薬で治る場合もあります。

医師のアドバイスを聞いて、実行するようにしてください。
もちろん、日頃のスキンケアも大切です。
ビタミンCやプラセンタなどの有効成分を深く浸透させて、肌のターンオーバーを促すなども一緒にやると効果大です。

クレーターになったニキビ跡に効果的な飲み薬は報告されていません。
では、塗り薬の方はどうでしょうか?
ここでは、クレーターになったニキビ跡におすすめの塗り薬を紹介します。

●トレチノイン
ビタミンA(レチノール)誘導体の1種。
ビタミンAの50倍以上もの効果があると言われています。
肌のターンオーバーを促進する作用があり、肌の入れ替え治療的な効果が得られます。
シミ・そばかすの原因でもあるメラニンを排出したり、コラーゲン生成を促す効果があります。
皮脂分泌抑制によって、新たなニキビが出来にくい肌に変えてくれます。
ただし、治療開始3日目くらいから赤み・乾燥・皮剥け・ヒリ肌などの肌へのダメージがあり、使用の際はきちんと医師の話を聴いて処方するようにしてください。
また、コストもかかるのでお財布との相談も必要です。
これを使用する際は、紫外線対策は必須です。
きちんと医師の説明を聴いて、用法・用量を守って使用するようにしてください。

●ケロコート (シリコンジェル)
やけどやニキビ跡を消すための治療薬
透明なシリコン層が凸凹を滑らかにしてくれます。
傷跡にケロコートなどのシリコンジェル(シリコンシート)を覆い、圧力をかけることで凸凹を滑らかにしていく圧迫療法が効果的です。
ケロコートを薄く塗り広げ5分ほど乾燥させます。
乾燥したら、日焼け止め・メイクなどのスキンケアをします。
シリコンの膜が剥がれたら、洗顔をして改めてケロコートを塗ります。
(おおよそ1日2回が目安だと言われています。)
比較的効果が表れるまで時間がかかる治療法だということは知っておいて損はありません。
医師の話をよく聞いた上で、用法・用量を守って使用するようにしてください。

上で紹介した塗り薬はあくまで軽いクレーターによるものです。
深刻な場合はレーザー治療に限ります。

ニキビ跡のクレーターに良いと言われている飲み薬ってあるのでしょうか?
現時点では、ニキビ跡に効果的な飲み薬というものはないのが現状のようです。

クレーター治療には、レーザー治療がもっとも効果的だと言われています。
レーザー治療ならば、比較的短期間でニキビ跡のクレーター治療も可能です。
レーザー治療にも様々ありますので、医師としっかり相談しながら決めることが大切です。

それでも、クレーターになる前のニキビ跡に効果的な飲み薬もあります。
ニキビの原因物質であるアクネ菌を殺菌する作用があるミノマイシンやルリッドなどの抗生物質があります。
これは、ニキビ跡の赤みを治すのと同時に出来始めのニキビを治療してくれます。
しかし、抗生物質の場合、患部にだけ使用しないと耐性菌という副作用が生じる恐れがあるので気をつけて使用することを心がけてください。

抗生物質は基本的には、治ったら使用しないのが原則。
治ったら、生活習慣や食習慣を見直して再発防止に努めることが肝心です。

また、ニキビ跡の色素沈着でお悩みの場合は、トラネキサム酸という飲み薬が有効です。
メラニン色素の生成を抑制するため、シミ・そばかす対策にも有効だと言われています。
内服薬の場合は、効果が表れるまで比較的時間がかかります。

ニキビ跡の治療は薬だけに頼るのでなく、日頃の生活習慣やスキンケアなどを改めていくことも大切です。

ニキビ跡のクレーターがひどい場合、外出するのもちょっと気が引けますよね。
また、治療費が気になっていけないという方もいるのではないでしょうか?

実際、
「ニキビ跡のクレーターを病院に行かずに治すにはどうすれば良い?」
「ニキビ跡を自宅で手軽に治すには?」
といった質問をされている方が数多くいます。

ここでは、いくつかのアプローチを紹介します。

●しっかり保湿を行う
保湿を行うことで、肌の角質層が柔らかくなりニキビ跡が消える場合があります。

●ビタミンCをしっかり摂る
皮膚組織の回復機能によって、ニキビ跡を改善する効果が期待できます。

●プラセンタやコラーゲンやヒアルロン酸をしっかり摂る
特にプラセンタはスベスベ肌にする効果が期待できます。
コラーゲン・ヒアルロン酸で肌の乾燥を防ぐ効果が期待できます。

●喫煙や不規則な生活習慣を正す
喫煙は活性酸素を増やすため、ニキビには悪影響。
インスタントやスナックばかり食べていても、肌健康を維持できているとはいえません。
日頃の生活習慣を小さいことから正すことも大切です。

●ビタミンC・プラセンタ・コラーゲン・ヒアルロン酸が含まれている商品を使用する
これらにぴったりの商品は、
・ビーグレン
・ラ・ミューテ
・ルナメアAC
・イブニングブリムローズ
・ジュエルレイン
といったものです。

自分にあった治療法で治るまで継続して使用することが大切です。

ニキビ跡のクレーターの治療法の一つにピーリング治療というものがあります。
ここで気になるのがピーリング治療というもの。

実際、
「ニキビ跡のクレーターはピーリングで治るの?」
「そもそもピーリングって何?安全なの?」
といった質問をされている方が多いようです。

ここでは、ピーリング治療について紹介します。

ピーリング治療というのは、皮膚の外側にある角質層を除去することで、肌の代謝を上げターンオーバーを促す効果が期待できる治療法です。
毛穴の詰まりを改善したり、メラニンの排泄を促したり、ニキビ跡などにも効果が期待できます。
それでも、クレーターのような凹凸のニキビ跡の場合はピーリングでもレーザー照射のものしかほとんど効果が期待できません。

マックスピールと呼ばれるピーリングは効果的です。
これは、カーボンを塗布した皮膚に赤外線レーザーを照射し、古い角質や毛穴の汚れを燃焼させるというもの。
痛みもほとんどなく、毛穴引き締め効果も期待できる治療法です。

また、浅いクレーターの場合、ピーリング効果のある石鹸や化粧水を使用し、ターンオーバーを正常化させることで改善される場合があります。

どちらにせよ、一度医師に診てもらってから勧められる処方を行うのがベストです。

ダラシンTゲルといえば、一般的にニキビ前に処方される薬。
そこで、疑問に思うのが、ニキビが炎症してしまった後に出来るニキビ跡には効くかどうかということ。

実際、
「ニキビ跡のクレーターにダラシンTゲルは効くのでしょうか?」
「ダラシンTゲルって、どんな薬なの?」
といった質問をされている方が多くいます。

ここでは、ダラシンTゲルについて紹介します。

ダラシンTゲルは、リンコマイシン系の抗生物質でニキビの原因であるアクネ菌やブドウ球菌といった細菌をやっつけて、炎症を抑える薬です。
そのため、出来始めのニキビや炎症前のニキビに対して炎症を起こさず改善する効果が期待できます。

では、ニキビ跡のクレーターにはどうでしょうか?
ニキビ跡のクレーターというのは、炎症がすでに終わって跡として残っている状態。
つまり、炎症を抑える薬であるダラシンTゲルでは、まったく効果がないのです。

しかし、ニキビ跡でもクレーターになる前の炎症が続いている状態であれば、効果は少しばかり期待できます。
ですが、どちらかというと赤ニキビや化膿状態のニキビに対して効果が期待できる薬なのです。

ダラシンTゲルは抗生物質なので、むやみに使用すると耐性菌ができてしまう恐れがあります。
きちんと、医師に処方された通りに使い、疑問に思った場合は必ず医師に尋ねて使用を決めてください。
ダラシンTゲルの副作用についてはこちらが参考になります

ニキビ跡に対しては、普段のスキンケアが大切。
正しいスキンケア方法を尋ねたりしてみることも改善への近道です。

ニキビ跡のクレーターができた場合、皮膚科とエステにどっちにいけばよいか悩まれる方も多いようです。
そこで、ここでは両者の治療内容はどう違うのかを簡単に紹介します。

【皮膚科の治療の場合】
●ピーリング治療 (肌表面の角質層をはがし、皮膚の入れ替えを行う。)
主に肌の代謝アップやターンオーバー促進作用が期待できる。
・薬剤やフルーツ酸を使うケミカルピーリング
・アルミの微粒子を使用するクリスタルピーリング
・ダイヤモンド粒子を使用するダイヤモンドピーリング
・レーザーを使用するマックスピール
といったものがあります。

●レーザー治療 (光を患部に照射することで、症状を改善する治療法。)
比較的短期間で治療できるのが強み。
・炭酸ガスレーザー
・Vビームレーザー
・クールタッチレーザー
・ブリッジセラピー
・フラクセル
・フラクショナルレーザー
といったものがあります。

●光・高周波治療 (顔全体に波長が広い光を照射することで、多くの肌トラブルを一度に解決できる効果が期待できます。)
肌への負担が少ない治療という点が強み。
・フォトRF
・クリアタッチ
・フォトフェイシャル
・サーマクール
・イントラセル
といったものがあります。

●その他
・イオン導入
・ダーマローラー
といったものもあります。

【エステサロンでのコースの場合】
・クレンジング
・毛穴吸引
・超音波クレンジング
・イオン導入
・リンパマッサージ
・ビタミンC誘導体
・保湿パック
といったものです。

ニキビ跡の治療というより、その後のニキビを出来づらくしたり炎症を起こさないようにする効果が強いのが特徴です。

ニキビ跡のクレーター治療としてフラクショナルレーザーやフォトフェイシャルといったものが人気があります。
そこで気になるのが両者の違い。

実際、
「ニキビ跡のクレーターにはフラクショナルレーザーとフォトフェイシャルどっちが良い?」
といった質問をされている方も少なからずいます。

両者の治療法を簡単に紹介します。

【フラクショナルレーザーの場合】
フラクショナルレーザーというのは、レーザーをマイクロレベルの点状に照射するレーザーのことです。
皮膚に点状の穴を開け、皮膚細胞の再生力によって肌の入れ替えを行って、ニキビ跡、傷跡、毛穴、お肌の若返りが期待できる治療法です。
フラッシュフラクショナルレーザーといった肌を傷つけないレーザー治療もしている箇所もあります。
現在では、フラクセル、フラクセル2、アフォームといった色々な種類が登場しています。
以前は、日本人の肌質には刺激が強くダウンタイムが長いなどで治療面で困難を有することが多かったレーザー治療。
しかし、フラクショナルレーザーの登場によって痛みが軽減されたり、ダウンタイムが短くなるなど安全性が大きく高まりました。
大きく分けて2種類の治療法があります。

●ノンアブレーション
皮膚の奥深くまで熱を与えることで、真皮のコラーゲン生成を促す

●アブレーション
コラーゲン生成&皮膚の浅い部分を削り皮膚表面を滑らかにする。

1回あたり2~5万円程度です。
ただ、治療・施術内容によっては、デメリットが強いものもあります。
きちんと、施術前にメリット・デメリットを聞いて理解しておくことが大切です。

【フォトフェイシャルの場合】
顔全体に光を照射する光治療。
シミ・くすみを改善し、透明感のある明るい肌へ導く効果が期待できます。
コラーゲンの生産を活性化させることで、肌の弾力アップも狙えます。
肌トラブルの原因であるメラニン・ヘモグロビン・毛細血管などのターゲットだけに効果があるため、肌への安全性は高いです。
赤みタイプ・色素沈着タイプのニキビ跡やシミなどには効果的ですが、クレータータイプのニキビ跡には効果は薄いといえます。

結果的に、クレーターのようなニキビ跡にはフラクショナルレーザーの方が効果が期待できます。

ニキビ跡のクレーターはレーザー照射による治療法が効果的です。
ですが、治療の後のアフターケアも大事になってきます。
そこで、ニキビ跡のクレーターを悪化させないために、普段の食事では何を食べればよいのでしょうか?

ここでは、食事に含まれている成分にも注目しながら、ニキビ跡のクレーターを悪化させないためのおすすめの食事をいくつか紹介します。

●うなぎやレバーといったビタミンAの食材を摂る
ビタミンAを摂取することで、肌のターンオーバーを促す効果が期待できます。

●レバーや納豆、ミルク、魚、落花生といったビタミンBの食材を摂る
ビタミンBは代謝をアップさせるだけでなく、皮脂の分泌量を制御してくれる効果があります。
そのため、新たなニキビ予防にも効果のある栄養分なのです。

●フルーツや野菜などのビタミンCの食材を摂る
ビタミンCはニキビの原因である活性酸素をなくしたり、肌の代謝を上げる効果が期待できます。
美白効果もある成分で、肌にとっては欠かせない栄養成分です。
シミなどの色素沈着によるニキビ跡には効果的です。

●コラーゲンを含む食事を摂る
フカヒレ、ゼラチン、豚足、手羽先、鶏ウナギ、カレイといったもの。
クレーターのようなニキビ跡はコラーゲンの補給が効果的です。

●1日3食 バランスのよい食事を心がける(和食は自然とバランスよくなります。)
炭水化物や糖分、脂質などバランスのよい食事を摂ることは大前提。
その上で、ビタミン類などを補っていくようにしてください。

●油脂が多い食事は控え、便秘にならないような食事を日々心がける
これも肌荒れやニキビ予防に大切なことです。